当店スタッフの論文が掲載されました!
題目:レストレスレッグス症候群を呈するパーキンソン病患者への下腿部保湿ケアの試み
Attempt of Moisturizing Care of the Lower Legs of Parkinson's Disease a Patient with Restless Legs Syndrome
下肢の異常感覚を呈する症例へのタッチング効果を検討したものになります。
この論文の成果より、普段の何気ない一つ一つのかかわりに、相手を思いやるタッチングを行うことで、患者の心をおちつかせ、ネガティブな思考をなくしていく可能性が示されました。
また、下肢の異常感覚によって閉ざしていた外部環境とのやりとりを受け入れられる状態になることも期待される知見となっております。
普段のストレスやネガティブ思考から解放されることで、気付けなかった感覚情報を取り入れる可能性があります。これは、脳と心臓の働きをおだやかにし、身体を柔軟にします。つまり、筋膜にも良い影響を及ぼすことが推測されます。
最近では、マインドフルネス瞑想がメディアでとり上げられています。これまで言語化でしか対応しなかったカウンセリングに加え、マインドフルネスを支持する方法の一つとして、タッチングケアを導入するといった新たな考えが生まれるのかもしれません。
引き続き日々の研究に努力を惜しまず継続していきたいと思います。
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