東洋医学 ツボについて

 東洋医学で有名な名称として、気の流れ、すなわち経絡・経穴があげられます。







 

 東洋医学はたしかに効果があるようです。私も実際にお灸を受けて、腰痛が軽減した経験があります。










 しかしながら、人体をいくら解剖しても、気や経絡の存在は確認できていません。気や経絡を科学的に立証することは、現段階では限界があるようです。










 ただし、最新の研究により、東洋医学には新たな視点が生まれているようです。








 ある箇所を押すことによって、臓器の血流量が挙がった、というものです。








 よくツボの場所が明記された本が多くありますが、ある身体部位が選択的に当該臓器にリンクしているかどうかは、私が確認する限りそのような知見はみあたりませんでした。








 現段階で私が先行研究で確認できたことは、

ある部位を刺激することにより、

①脳に刺激がいき、ある痛みに反応する脳の働きを鈍らせること

②血液が圧迫されることによって、血管が拡張すること

③①、②によって自律神経活動が変化すること

が起きている可能性が示唆されていることです。





 これによって、さまざまな臓器の血管にも何らかの変化が起きたものと考えることができそうです。









 もしかしたら、本当に身体と臓器の部位が選択的に関連している可能性があるかもしれません。これが明らかになれば、診察の判断材料として有用な知見になるかもしれません。










 医者ではない私たちも、ある部位を押すことによって、臓器の異常が発見できれば、病気の早期発見につながる可能性があります。









 当店につきましても、このように明らかにされている知見については、積極的に導入し、多くの方に貢献できるように、日々の追求を続けていきたいと思います。










 下記の図は、足裏の反射点として記載されています。超音波技術によって、臓器の動きや血液量の働きが直接みえるようになってきたので、今後も東洋医学のさらなる発展が期待されます。






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