肩の痛みに悩まされているクライアントさん

 本日は、肩の痛みに悩まされているクライアントさんにお越しいただきました。


 仕事柄、長時間、車を運転することがあるようで、腰痛などにも長年悩まされているようでした。お話を聞いていると、常に肩の痛みに注目しつづける癖があるようでした。



 それよりも動きとして頸部や胸郭、股関節の動きが悪いことが分かりました。



 肩には触れず、タッチによる体性感覚を提供することを目的として、揺らすように頸部や胸郭に触れていきました。肩よりもその他の動きが不十分であることを、身体を通して伝えることに留意して介入しました。

 

 すると肩の痛みの訴えは消え、呼吸とともに胸郭や肩、首が波をうつような動きがみられるようになりました。



 セッションが終わる頃には、肩に集中していた意識が薄れ、帰る際には、自然と肩を挙げて上着を着ることができていました。



 肩よりもその他の身体にも注目する機会を与えることが必要なクライアントさんでした。



 時間を要すると思いますが、次はお仕事だけでなく日常生活で肩に注目してしまう癖をクライアントさんと確認していく予定となっています。



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